通信教育だけじゃないんですけど、習い事は悩みますよねー「始め時」と「やめ時」。
ちょっと参考にしたくなる映画とテレビ番組(こちらは「やめ時」編で)を観たので、ご紹介。
今回は「始め時」編です。
堺雅人さん主演・映画『武士の家計簿』に見る「始め時」
堺雅人さん、実はけっこう好きなんですよ~(* ̄▽ ̄) でもキャラによるので「倍返しだ!」は全然見なかったなーと、代わりに?前から気になっていた『武士の家計簿』(森田芳光監督作品)のDVDを借りてみました↓
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舞台は幕末から明治へと変わる激動の時代。実在した加賀藩・会計係の猪山直之が残した帳簿を基に、その息子・成之(映画では「海軍主計大監」として登場)を通して語られる、代々「算用者(※)」として藩に仕えてきた猪山家の物語。
(※「算用者」とは、映画によると<藩の理財会計を司る算盤役人>で<多くは薄給の下級武士だった>とか)
堺さん演じる直之は、剣の腕は今ひとつながらも、のちに息子に「日本一」とも言わしめる、加賀で一番の「算盤(そろばん)ざむらい」。
「さむらい」といっても、中村雅俊さん演じる父・信之とともに、お弁当を持って金沢城の御算用場に勤める「給金取り」。お役人ですが、サラリーマンも彷彿とさせるような感じです。
愚直に自分の役割を果たし、「慣例」になっていた藩の米の横流しも「不正」として調査したり、見栄を気にして借金で賄っていた猪山家の家計を立て直すべく厳しい「倹約」を始めたり。
そんな直之が、子供である成之に算盤や読み書き・礼儀作法などの「教育を始める決意」をするシーンがいいんですよ♪
父・信之と、しじみの殻(倹約中なので^^)で囲碁をしながら、
「落ち着いてきましたゆえ そろそろ始めましょうか」───────
おおーっ、我が子のことをよく見てる! そしてきっと、このときを辛抱強く待っていたに違いない。
いまは6歳になれば、一律に小学校に上がって勉強が始まりますよね。
でも本来は、その子、その子に「始め時」があって、それを根気よく「待つ」ということが大人の役割なのかも。
ただ映画では、成之はまだ小さかったし家業に関わることだったので、直之が強制的に教育していく形になっていきますが、実際の高学年ともなると、親が先行で何かをさせる、というよりは、「提案」や「きっかけづくり」になるのでしょう。
もちろん、「本人の意思」もよく見極めて。
上の子の希望で始めたチャレンジですが、この先の学習はどうだろう? 焦らず見守りたいところです。
『全力教室』坂上忍さんの回に見る☆子どもの通信教育の「やめ時」 はコチラ