「なぜ勉強するのか」池上彰さんの答えと私の実感

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おととい、日本テレビ開局60周年特別番組『7daysチャレンジTV一緒に未来貢献』で、ジャーナリスト・池上彰さんが「なぜ勉強するのか」をテーマにした授業をやっていました。




なぜ勉強するのか── 番組を見ながら考えた 「私の実感」

違法にはなっているものの、いまだネパールで続いている「児童労働」について現地で取材。

貧困ゆえに学校に行かせてもらえず奉公に出され、将来の夢も考えられないほど一日中働かされている女の子や、運よく援助の手が差し伸べられその状況から脱出、目を輝かせながら学校に通っている子供たち……

「なぜ勉強するのか」

それは私自身、どういう答えが適切なのか、ときどき考えていたことなんですよね。

新しいことを知るって面白いじゃん、ってのもあるんですが、じゃあ、つまらなければやらなくていいの?と言われれば、そうじゃない。

やっぱり、

「学力は『生きるための力』になる」

ということなんじゃないかと。



学歴が高ければ職業の選択肢も広がるし、収入も上がる、というのは具体的でわかりやすいところですよね。(収入については「独立行政法人 労働政策研究・研修機構『ユースフル労働統計-労働統計加工指標集-2012』21.生涯に関する指標」によると、一般労働者(男性)の生涯賃金は<中学卒と大学卒の差は1億円以上にまで開く>とか)

現実的にそういうことも大切なんですが(お金も大事だよ~)、それだけじゃなくて。
大人になってからの生活では直接使わなくなった知識も、ちゃんと血となり肉となって今の私自身を、人間として「豊か」にしてくれている。

「学力」も体力などと同じように
基本的なところで
「自分を支える力」になる

そんな気がします。

なぜ勉強するのか── 池上彰さんの回答

さて、番組での池上さんの答えは

「人間になるために勉強する」

でした。

おそらく、人間らしい生活をするために、という意味だと解釈しています。

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