5月11日NHKのニュースを見ていたら、「5月21日の金環日食」を安全な方法で観測するように呼びかける日本天文協議会の記者会見で、「市販の日食グラスには性能が不十分なものも。日食グラスで蛍光灯を見て、蛍光灯の形がはっきり分かるものは使わないほうがいい」というような話が。
えーっ、そうなの?と、近所のスーパーで980円と安かった日食メガネをチェック。すると、ガーン!! 蛍光灯がくっきり見えてしまいました(T-T)
↓写真右上の黄色いほうがそれ。
試しに2009年の部分日食で使った、(株)ビクセン製の日食グラス(写真中央)で見てみると、確かに、もっと薄暗く見える……
えーっ、このメガネ使えない?? 「高品位遮光ガラス使用製品 遮光度13」とまで明記してあるのに~。
私&登校前の上の子用、通勤時のだんな用と、2つは欲しいし。
本当に危険かなものなのかは不明ですが、念のため、2009年のと同じものを購入↓
Amazon.co.jp 金環日食観察グラス SUN CATCHER-XII (日本製 高品位遮光プレート使用 JIS規格準拠)(<<商品ページにジャンプします)
「X」から「X Ⅱ」にバージョンアップ? 見た目ゴージャスになってました^^
商品レビューにあった太陽観察用各種フィルタ類およびその代用品の透過率測定(2009/7/7改訂)という資料によると、<ビクセン日食グラスの遮光性は、紫外領域、可視領域、赤外領域のいずれも安全性を満たしている>とか。
この資料は、京都大学 大学院理学研究科 宇宙物理学教室内にある「天文教育普及協会」のものだそうで、測定には<国立天文台先端技術センター・オプトショップの分光光度計SolidSpec-3700(島津製作所)を使用>とのことです。
でも今回のニュースで、日食メガネ全体に対してかなり不信感。
前回の部分日食は雨も降って雲が多かったけど、快晴でも大丈夫よね。「ビクセンさん、よろしく頼みますー(><)」という感じです。
取扱説明書が『天文観察ガイドブック』にもなっていて、今後の天体ショーの解説もあります。
日食当日追記:まさかの雨。(3年前と同じだ~) 7時過ぎ、薄日も差してきたので近所の子たちと雲を見ていたら、うっすらと太陽のリングが!! 何度か見え隠れ。みんなの願いが通じたねっ(><。)
でも、思いっきり肉眼…メガネの性能云々ではありませんでした^^;