2020/11/03追記:2020年度記事書きました↑
以下は、2012年度記事です。
前回チャレンジとZ会:5年生「算数」を比較☆メインテキストに引き続き、誌面を見ながらの比較。今回は、「答え」と「応用・発展問題」について比べてみました。
まずZ会小学生コース5年生『エブリスタディ』見本号の「答えと考え方」のページ(実際のテキストでは「別冊」だそうです)。
すべての答えのあとに練習問題の「考え方」を解説、という構成。欄外にワンポイントアドバイスのような説明もありました。
次に、チャレンジ5年生4月号の「答えの本」。
問題ページの縮小版の中に、赤字で直接解答が印刷されているので、どこの答えか一目瞭然。「まちがえたら読もう!」などの解説も、該当する問題へ矢印がついているので、わかりやすいのが特長です。
でもZ会は、
複雑な応用問題がメインテキストの練習問題の最後にありましたが(この手の難問が無い回もあります)、
チャレンジの場合、同じくらいのレベルの問題は、8月号のコース別副教材『実力アップチャレンジ 挑戦コース』に(挑戦コースでは「中学入試レベル」の問題も登場)。
体積の応用問題は9・10月号にもあって、このあたり、メインテキストと同じ号だといいと思うのですが。前回でも触れたとおり「実力アップチャレンジ」は教科書に対応していないんですよね。
また、Z会は「ハイレベル」(別途加算金<毎月払いで月200円>が必要)を選ぶと、学校で習わないような発展問題に取り組む第6回(全5ページ)がプラス。
もちろん受検対策には足りないと思いますが、<公立中高一貫校の適性検査で出題されるような問題もたくさん学習>していくそう。見本号では「2進法」の問題が掲載されていました。
ただチャレンジにも、
メインテキストの「さーやの びっくり! これも算数!」(「さーや」とは、チャレンジ編集部の算数担当の先生です)、『実力アップチャレンジ 挑戦コース』の表紙のクイズや「さーやからの挑戦状!」といった考える力がつく発展問題が。
『実力アップチャレンジ』は、問題の回数自体は標準・挑戦コースとも全4回と同じなので、難易度を上げても料金は変わりません。(コース変更は毎月OK)
Z会には夏休みや学年末に『スタディプラス』という副教材もあるそうで、それは見ていないのですが、
「教科書の説明は確認するだけでいいので、すぐ問題に取り組みたい」、「解説も根気よく読める」なら、Z会
「教科書を一から丁寧に学習したいお子さん」には、答えもわかりやすいチャレンジ
が向いているのかな、と思います。